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江戸東京博物館
江戸・明治・大正・昭和へとタイムスリップ、自分の懐かしい時代に戻り思い出が甦る
時間の経つのを忘れるくらい楽しい時間(とき)を過ごすことができました。

■ JR両国駅下車 徒歩3分
   開館 9:30〜17:30(土曜日19:30)休館日 月曜日 03-3626-9974

6階 常設展示室 江戸ゾーン 日本橋を渡って寛永の大名屋敷と町人地 
5階 常設展示室 江戸ゾーン・東京 江戸城と町割り
5階 常設展示室 江戸ゾーン 芝居小屋 中村座 江戸の火消し 
5階 常設展示室 江戸ゾーン・東京ゾーン〃 両国橋西詰  ・  神田明神祭  
5階 常設展示室 東京ゾーン 文明開化、産業革命、市民文化など
1階  特別展示室    レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦 2016年1月16日(土)〜4月10日(日) 






































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江戸ゾーン 日本橋を渡って寛永の大名屋敷と寛永の町人地 6階 


日本橋原寸(半分まで)
日本橋がはじめて架けられたのは1608年 慶長8年といわれ翌年には○街道の起点と
定められた。日本橋一帯には、魚河岸、米河岸、材木河岸などがつくられ、
また、幕府の陸上輸送を担当する伝馬役所が橋の近くに設けられていた。
橋の規模は全長28間(約51m)幅4間2尺(約8m)ここでは北川半分(14間)
を復元したもの。

寛永の大名屋敷 復元年代17世紀 縮尺1/30
江戸城本丸大手門の前に建てられた越前福井藩主・松平伊予守忠昌(1597〜1645)
の上屋敷。

江戸城本丸 大広間・松の廊下・白書院  縮尺1/30
諸大名が将軍に拝謁する広間、それに続く松の廊下、勅使との対面に用いられた白書院、
能舞台。1845年(弘化2)の再建時の図面をもとに、襖や壁・天井の絵は弘化期
(1844〜48)に造られた「江戸城本丸等障壁絵画様」東京国立博物館所蔵による。
松の廊下はL字形で南北約33m、東西約21mと推定される。
寛永の町人地



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江戸城と町割り


江戸城と町割り 幕末の江戸城 本丸・二丸御殿
直径約6mの円形の中に縮尺1/200で作成した模型。本丸御殿を中心に復元。






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江戸ゾーン  芝居小屋 中村座  5階 


江戸時代の芝居小屋「中村座」



江戸時代の芝居小屋「中村座」の正面部分を復元した模型

 <助六由縁江戸桜/市川団十郎 相努め申し候>
 左から助六(実は曽我五郎) 禿(かむろ)煙管入れを手に持つ 揚巻{三浦屋の遊女)
 禿(かむろ)煙草盆を手に持つ 髭の意休 (右に香炉台) 天水桶(助六の後の桶)

<助六由縁江戸桜/市川団十郎 相努め申し候>
紺麻地大菊唐草模様帷子
緋綸子地松巻絹文様 染繍絞小袖



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江戸ゾーン 江戸の火消し 5階 


町火消の配置 江戸中期
江戸城を中心に「いろは」48組、本所深川16組の小組が置かれていた。
一〜十番、南・中・北の大組にまとめられ、消火活号は大組の中で協力して行われた。

町火消 絵馬 火消千組の図 1833年 天保4年 歌川国芳 (成田山雲光館所蔵の複製)  
 
真盛江戸の花役 沢村田之助 1864年 元治元 12月 豊原国周/画
 
真盛江戸の花役 中村芝翫 町火消の華々しい活躍は江戸の人々の憧れの的
となり、多くの錦絵となって販売された。火消に扮した歌舞伎役者・中村芝翫のの姿を
描いたもの





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江戸ゾーン 両国橋西詰 5階 



両国橋西詰の模型 
天保の改革の取り締まりの記録を基に、改革前の盛り場の姿を1,500体の人形を配置して再現した物。
両国橋の西詰の広小路には軽業や歌舞伎芝居を見せる見世物小屋、髪結床、水茶屋
がいくつも立ち並び寿司、てんぷら、うなぎ等の屋台、西瓜、朝顔売り等の物売りや大道芸
人も多く集まった。夏の間は花火見物に興じる屋形船、屋根船、猪牙船が浮かび物売り
やうろ船や花火船が行交い賑わっていた。


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神田明神祭


k神田明神祭礼
現在は「神田祭」と呼ばれ親しまれている。この祭礼は隔年で9月14〜15日に開催された。
江戸城内に参入し徳川将軍上覧の祭であったことから夏の三王祭礼とともに「天下祭」とも
言われた。各町競っての30数台の山車、練物は贅を尽くし本社の神輿を中心とした行列は
数キロに及んだ。


2012年のもの
神田祭の華やかさで壮大な行列のありさまを、当時の会が資料をもとに代表的な山車
や神輿などを抜き出して復元されたもの。山車は大伝馬町の鶏、旅籠町一丁目の翁、
佐久間町一丁目の素戔嗚尊(すさのおのみこと)の3代、神輿は、二之宮1基とし人形は
旦那衆、山車曳き手、御輿担ぎ手、囃方など、およそ300体を配置したもの。


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東京ゾーン 文明開化 産業革命 市民文化




朝野新聞社



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1階 特別展示室  レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦  



日伊国交樹立150周年を記念した特別展 レオナルド・ダ・ヴィンチ 

1452〜1519年 イタリアのヴィンチ村で生まれる。フィレンツェで修業時代を過ごし、その後はイタリア各地で活躍。
晩年はフランス王国の宮廷に招かれフランス中部アンボワ―ズ郊外で67年の生涯を閉じる。
絵画、彫刻、だけでなく舞台装置の設計や解剖学、地質学、水力学、音楽家、建築家と万能人とも言われ
自身の生涯を通じて膨大な数の素描や手稿を残していました。今回、絵画では1501年頃の円熟期の傑作「糸巻きの
聖母」をはじめ、そこに描かれた子供の動作を研究した素描、日本初公開の直筆の研究ノート「鳥の飛翔に関する手稿」、
花の研究として自然を観察し表現した直筆の素描など天才レオナルド・ダ・ヴィンチの挑戦を観ることができ感動しました。



糸巻きの聖母
幼子イエスが右手で糸巻きを握る。その左手は天を指さし視線も天に。糸巻きは十字架にも見え
聖母が幼子イエスの将来を不安に思い左手でしっかり抱き右手を差し出しています。
聖母の幼子イエスを大切に思う気持ちが手の動きで表現されています。




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