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仁 王 門
長谷寺は山号を豊山(ブサン)と号し、朱鳥元年(686)道明上人が天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬山西の
岡に安置したことにはじまり、のち神亀4年(727)徳道上人が聖武天皇の勅願によってご本尊十一面観世音菩薩を東の
岡にお祀りし、徳道上人は観音信仰にあつく、西国三十三所観音霊場を開き長谷寺はその根本道場と呼ばれ初瀬詣、
長谷信仰は全国に広がり天正十六年(1588)専誉僧正が入山、真言宗豊山派の総本山、西国三十三所第八番札所として、また四季を通じて「花の御寺」として信仰をあつめている。
仁王門は平安時代、一条天皇の御代にはじめて建立された。現在の門は明治18年(1885)の再建で上に掲げる額は
後陽成天皇の御宸筆です |
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登廊は春日社司中臣信清が観音様の霊験によってご子息の病気が回復したことのお礼に長暦3年(1039)寄進建立された。現在の下・中登廊は明治22年の再建です。
大晦日の夜、登廊の各段両側に灯がともされる観音万燈会は、「やさしい灯が本堂へと誘い新年を迎えるにふさわしく荘厳」
とあります。きっと雪がしんしんと降り積もり、真っ暗で吐く息は白く冷たい空気の中を万燈の灯りが暖かくやさしく本堂まで導いてくれるのでしょうね・・・・・・・ |
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登 廊 |
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本堂(平成16年12月国宝指定)から本坊(事務所・大講堂)を見下ろす
本堂は徳川三代将軍家光公のご寄進によって慶安三年(1650)に建立。入母屋造の正堂と礼堂の双堂(ならびどう)形式。 |
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本堂からの五重塔 |
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本坊(事務所・大講堂)より本堂を見上げる |
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本坊(事務所・大講堂) |
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