一条恵観山荘 国指定重要文化財
一条恵観(1605〜1672)後陽成天皇の第九皇子で1646年に京都西賀茂に別荘となる茶屋「一条恵観山荘」を建立。京都の桂離宮と並び当時の朝延文化を伝える貴重なこの山荘は元大名茶人金森宗和好みの枯山水や飛石と共に鎌倉に移築され国指定重要文化財になったそうです。
山荘は370年前に建てられた公家(皇族)の別荘で茅葺き屋根で田舎家のように見えますが随所に江戸時代初期の公家の好みが取り込まれています。
お庭を散策しますと御幸門から山荘までの石畳は希少な真黒石と守山石で、枯山水に沢山の赤松があり古都の武家屋敷の佇まいを観ることができました。
また、かふぇ楊梅亭(ももやまてい)では四季折々の自然を楽しみながらスィ―ツを戴きゆったりとした時間を過ごすこともできました。
(スィ―ツは鎌倉小町通りの銘店パティスリー雪乃下監修の絶品スィ―ツ)
今日3月28日、久しぶりに母とぶらり鎌倉へと鎌倉駅よりバスで浄明寺下車徒歩3分。いままで長い年月通る度に気になっていましたが昨年より一般公開されたことを[一条恵観山荘保存会のお知らせ]のチラシで知り、こうしてやっと拝見することができました。お庭の散策以外に恵観山荘見学や茶の湯の体験もでき興味のある方はそれぞれ開催期間確認し体験してみてはいかがでしょうか!
紅葉の時期は各別と聞きました。次回は山荘見学や茶の湯の体験もできればと思います。
お問い合わせ:一条恵観山荘(いちじょうえかんさんそう)
電話 0467−53−7900鎌倉市浄明寺5-1-10
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