フランソワ・レオンス・ヴェル二―
(1837〜1908)
フランス人の造船技師。海軍増強をめざした徳川幕府の要請により1865年来日し横須賀製鉄所(造船所)の建設の責任者となる。明治維新後も引き続きその建設の運の任にあたり観音崎灯台や走水の水道建設、レンガの製造等、製鉄所内に技術学校うを設けて日本人技術者の養成に努める。造船以外の分野でも広く活躍し1876年帰国。
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小栗上野介忠順(1827〜1868)
日本初の遣米使節を努める。
外国奉行や勘定奉行など徳川幕府末期の要職を歴任。フランスの支援のもと横須賀製鉄所(造船所)の建設を推進した。また、軍政の改革、フランス学校の設立等、日本の近代化に大きく貢献する。しかし大政奉還後に徹底抗戦を主張したため役職を解かれ領地の上野国権田村は現在、群馬県倉渕村にて官軍により斬首された。 |
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