Kameidotenzin 2017.5

Back / サイトマップ

亀戸天神 藤祭 2017.5.1

菅原道真公を祀る下町の天神様として親しまれています。

大昔、私が7歳の七五三のお参りで一度行きました。記憶にあるのは牛のブロンズ像の前で写真を撮ったことぐらいです。毎年、テレビで藤祭のすばらしい藤棚を見ては来年こそ行きたいとほんとうに長い長い年月が過ぎてしまいました。今年、母とテレビで藤祭の様子を一緒に見ていて86歳の母は子供のころ砂町に住み家族で度々行ったそうで亀戸天神と聞けば1945年3月10日東京空襲で亡くなった妹が赤い太鼓橋から降りられなくなり泣いていた姿を思い出すそうです。突然、母より私の代わりに行ってきて写真を撮ってきてほしいと頼まれ急遽行くことになりました。大変な人混みでしたが母の一声で念願のすばらしい藤の花を見ることができました。写真を早速母に見せましたが背景にはスカイツリー、赤い木造の太鼓橋がコンクリートになるなど母の子供のころとだいぶ変わってしまい少々寂しそうでしたが覚えのある何枚かの写真と見事な藤の花を見て懐かしく思い喜んでくれましたので良かったです。船橋屋のくずもちをお土産に買って帰り早速食しましたが実は母はこのくずもちがお目当てだったようです。とても美味しかったです!

藤の花とスカイツリー
何処から見てもスカイツリーが見えます
 
御神牛
天神様・菅原道真公は承知20年{845)「乙丑の年」6月25日生まれ。
延喜3年(903)2月25日に大宰府の配所でお亡くなりになる。
御遺体を乗せた車を曳く黒牛が臥して動かなくなり、これは道真公の御心によることと、
その場所を墓所と定められました。その後、そこに社殿を建立し御霊をお祀りしたのが
大宰府天満宮の起源でこの年も「乙丑の年」でした。また道真公が京都から大宰府へ下向
の途中、白牛によって危難から救われたという故事も伝えらています。道真公と牛との
御神縁は殊の外深く古来より信仰されてきました。この神牛の座像は昭和36年、御鎮座
300年祭にあたり御社殿の復興とともに奉納されたそうです。(説明あり)


五歳の菅公

昭和52年 御上忌1075年大祭祈念として奉納されたそうです。
台座に道真公5歳のときに庭の紅梅を詠われた和歌が刻まれています。

「美しや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくそある」

紅梅殿
江戸懐石 若副
にし田

今日は晴天で5月ですが真夏と言っていいほどの暑さでした。
昼食に天ぷらそばを食しましたが店内はひんやりとしていて暑さも
治まり美味しく頂けました。



亀戸天神では毎年この藤祭の時期にあわせ新茶を作るそうです。
お土産に買って帰り早速くずもちと一緒に戴きましたが色濃いわりにはとてもやさしく円やかで美味しかったです。
元祖 くずもち  船橋屋 本店
昔と変わらず 滑らかでちょっともっちりしてとても美味しかったです

top