日伊国交樹立150周年記念 「書物の聖母」待望の初来日
イタリア・ルネッサンス期を代表する巨匠、サンドロ・ボッティチェリの日本初の本格的な回顧展が実現。作品の多くは板に描かれており極めて繊細なためまとまった数の来日は叶いませんでしたが日伊国交樹立150周年を記念する企画としてイタリアが全面サポート。フィレンツェを中心に世界各地からボッティチェリの貴重な作品20点以上が集いました。「書物の聖母」の青色は宝石のラピスラズリを使用、何とも言えない深い青色と藍色がとても美しく暫く見入ってしまいました。また、聖書の一場面「ラーマ家の東方三博士の礼拝」には群衆の何人かはフィレンツェの名家メディチ家の人物と右端でこちらを見ているボッティチェリ自身の自画像が描かれています。
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